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いとうまりの市民活動
・共同保育
新宿・曙橋で始まったわたしの子育ては、一緒に遊んでくれそうな子どもの姿をさがして、背負子で子どもを担いで神宮外苑や新宿御苑にでかける日々でした。近所には子どもの姿すらなかったのです。
第2子が生まれ、第1子が3歳になったところで、大きな公園のある緑豊かな郊外に住もうと決意、東村山市に転居しました。
そこで出会った共同(自主)保育「幼児教室すずめ」がわたしの市民活動との最初の出会い。
みんなで子どものこと、運営のこと、社会とのつながりのことを考える日々はとても楽しく張り合いの持てるものでした。
国分寺にある矢島助産院と出会って4人の子どもに恵まれたのも、生活クラブ生協の仲間から受ける刺激が多くて環境問題に関心をもったのも、全てここから。
当時の仲間や未だ現役でご活躍くださっているNPO東村山子育て支援ネットワークすずめ理事長の半田祀子先生とは、いまもつながりがあります。
すずめ50周年の記念誌は、わたしが編集・作成を担当しました。
・ジェンダー平等・男女共同参画推進活
生活クラブの冊子「生活と自治」でジェンダーの存在を知りました。
共同保育での男女別名簿廃止から始まり、それから20年続くことになるジェンダー平等の活動は、4人目の子どもが生まれて移り住んだ山梨県で、山梨県立大学の池田政子名誉教授(当時は山梨県立女子短期大学 教授)との出会いにより、わたしのライフワークになりました。
男女共同参画アドバイザー養成講座受講、やまなし女と男(ひととひと)ネットワーク加入、グループ「夢のかけはし」の立ちあげ、NWECワークショップ運営…そして活動は、山梨県の女性史研究へとつながっていきます。
山梨県立大学・やまなし地域女性史「聞き書き」プロジェクトの活動ももう13年目。
「聞き書き証言集 伝えたい 山梨の女性たち」は、現在第3集まで発行しており、わたしは編集を担当しています。プロジェクトは2014年に「第 28 回前田晁文化賞」を受賞いたしました。
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